在宅ワークのコツ

モチベーションに「上げ方」はいらない  理想にたどりつけるたったひとつの考え方

こんにちは、フリーランスのオンライン秘書で生計を立てているすみです。

「新しいことに挑戦したいけどやる気が起きないし起きてもなかなか続かない…」
そんな自分を責めていませんか?
実はそれ、あなたのせいではありません。
脳に備わった『とある仕組み』のせいなのです。

モチベーションの上げ方を頭でわかっていても、「なぜそれが起きるのか」という根本的な原因や仕組みがわかっていないとすぐ楽な方へ流されてしまいます。
がんばって立ち上がり勇気を出して一歩前へ進んでも、すぐ挫けてできない元の自分へ戻ってしまうのは嫌ですよね。

今回の記事では会社という組織から抜け出してフリーランスに転向した私が「モチベーションに頼らずに変化をし続けられた理由と方法」をお伝えします。
これを読んでいただけたら、きっと『変われる自分』になれるはず。

それではいってみましょう!

モチベーションに頼らず『やる気を維持する考え方』

モチベーションに頼らずにやる気を維持するにはどうしたらいいのでしょう?
それは『ホメオスタシス(恒常性)』の仕組みを理解すること。

実は、「やる気を出して続ける」は間違いです。
「行動するからやる気が起きてくる」が正解。
私たちが変化し続けようとするのを邪魔しているのが人間の真理なのです。

ホメオスタシスは何か新しいことに挑戦する時に「変化するのはいやだ…もとに戻りたい…」と反発するもの。

上の図のように、現実から理想に向けてギャップを埋めるために行動をするとします。
エネルギーを使うと発生するのは、疲れてやりたくない気持ち。
寒い日の朝、布団の外には誰だって出たくありません。
このとき「エネルギーを使いたくない」「ぬくもりのある場所で気持ちよく過ごしていたい」とラクな方へ作用してしまうのが『ホメオスタシス』なのです。

「今の自分が安心だ」と思い込んでしまっている脳は、変わろうとする私たちを引き戻そうとします。
変化し続けることに違和感を感じるのは間違っていないため否定する必要はありません。

そして、この引力に抗うためにもまたエネルギーが必要なんです。
でも、そのエネルギーを最小限で済ませられたら、自分のやりたいことに向けてエネルギーを全集中することができると思いませんか?

それでは、次のセクションでエネルギーを最小限に済ませるコツを見ていきましょう。

3つの『モチベーションが不要になる仕組み』

 

 

 

 

 

 

 

 

ホメオスタシスに抗って理想に向かい続けるためのコツはとてもシンプルです。

  1. 理想の未来(目標)を具体的に描く
  2. 小さく始める(スモールステップ)
  3. 習慣化する

今ではやっと月収15〜20万円を達成できるようになりましたが、フリーランスになりたての頃は私もホモスタシスにやられているひとりでした。

スキルを磨くために勉強したいけど朝起きるのはつらい…、空き時間についついSNSやスマホをいじってしまう…。
会社という制約がない分、自分を律しなければいけません。
その変化を生んだのが、モチベーションではなく『仕組み化』だったんです。

どのようにそのコツを掴んでいったらいいのか、ここからは私が行った具体例を交えて3つお伝えしますね。

①理想の未来を描く

変わりたいのについ目先の誘惑に負けてつい流されてしまう私は、そんな自分を変えたくて、まずは「理想の未来を具体的に描く」ところから始めました。
具体的に描いた目標は「会社という組織から脱却し、1年後までに月収30万円を達成してごほうびに温泉旅行に行く」こと。

これは今も理想に向かっている最中のため、イメージした写真をデスクトップに貼ったり、目標を書いて見えるところ(手帳)に貼ったりしています。
忘れないように、常に意識できるようにするのがおすすめ。

②小さく始める

次に行ったのは「小さい目標から始める」こと。
タスクを大きくするのは慣れてきてから。
長期すぎたり難易度が高すぎるとなかなか続けることができません。

「まずは3ヶ月後までに月収5万円」と未来から逆算して小さな目標を立てます。
そしてさらに毎日に落とし込んでいきました。

  • 毎日最低2時間は勉強時間を確保する
  • クラウドワークスから毎日1件は応募する
  • 10分読書をする

小さい目標が達成できたら少し大きな次の目標を決める。
ひとつずつ階段を上がるように、その一歩は小さくても着実に進んでいくことが大切です。

③習慣化する

ホメオスタシスに抗うには「習慣化する」ことも大事です。
習慣化するコツは「日常生活に結びつけてしまう」こと。

たとえば「朝ご飯を食べ終わったらクラウドワークスを見る」。
「夜寝る前に10分読書をする」など。

またホメオスタシスは「現状維持」に引き寄せられる性質があるため、「習慣化」が現状になると引力になる起点が「習慣化したもの」になります。

私も最初は「本当かな〜」と半信半疑でしたが、続けていくうちに

でこすみちゃん
でこすみちゃん
「朝ご飯後にクラウドワークスを見ないとモヤっとする…」
「(夜布団に入ってから)何か忘れているような気がする…、あっ!読書してない」

最初は達成したら自分にごほうびをあげていましたが、今ではやらないと気持ち悪くなるレベルになりました。
この性質を利用しない手はないですよね。

さいごに

 

 

 

 

 

 

 

 

モチベーションを上げる方法を探すより、やる気に頼らない“仕組み”を整えるほうが確実。
私もこの理解から始めました。

理想の未来が具体的に描けていて、小さく始めてそれを習慣化することができれば、モチベーションはあとからついてきます。

あなたも、モチベーションを上げようと頑張るのは今日で終わりにしませんか?
無理にモチベーションを上げて挫折を繰り返すよりも「仕組み化で自然に進める毎日」でできない自分を責めるのはもうやめにしましょう。
変わりたい、という気持ちは今日から始まります。

ここまで読んでいただきありがとうございました!