オンライン秘書

40代でもできる!オンライン秘書という働き方

こんにちは!すみです。

私は現在、オンライン秘書で活動をしている40代の元契約社員です。

でこすみちゃん
でこすみちゃん
「このまま契約社員として働き続けて、老後の生活は大丈夫だろうか…」
「今の仕事を続けていても年収は上がらない…、かといって転職するのも…」

そんな不安をお持ちの方に、今日は新しい選択肢として『オンライン秘書』というお仕事についてお話していこうと思います!

そもそもオンライン秘書とは何なのでしょうか。
私もフリーランスで働くことを決意するまでその言葉は知りませんでした。

  • オンライン秘書ってどんな働き方なの?
  • 事務経験しかない自分でもなれるのかな?

本記事では、そんな疑問にお答えしていきます。
在宅ワークでこんな働き方もあるんだよ、という参考になればうれしいです。

私と『オンライン秘書』

『オンライン秘書』は在宅ワークのお仕事のうちのひとつです。
パソコンが目の前にあり、Webのやり取りやインターネットにつなぐことができて、お仕事を受けるさえできれば誰でもできます。

私はずっと、会社の中で周りをサポートすることにやりがいを感じていました。
自分ががんばった業務で誰かが成果を上げることができる。

でこすみちゃん
でこすみちゃん
「すみさんのおかげだよ、ありがとう」と言われた時の充実感といったら何にも変え難いものがありました。
いわゆる『縁の下の力持ち』ですね。

会社を辞めて独立しようと決意した時、今まで自分が感じてきたやりがいを振り返って、それが活かせるお仕事があったら理想だな…、そう考えていました。
そんなときに出会えたのが『オンライン秘書』という働き方だったんです。

もしあなたが今のお仕事でこんなやりがいを感じていたとしたら、オンライン秘書にピッタリなのではないでしょうか。

  • 誰かの役に立つお仕事がしたい
  • 自宅で黙々と作業をすることが好き
  • 気配りをすることができる
  • 自分ができることを増やして成長したい

なぜなら、クライアントのメインビジネスを加速させるためにサポート全般を請け負うのが『オンライン秘書』だからです。

それでは、オンライン秘書には具体的にどんなお仕事があるのでしょうか?
次のセクションで見ていきましょう。

オンライン秘書のお仕事

あなたが今お仕事で行っている事務作業もオンラインでできるかもしれない、と考えたことはありますか?
オンライン秘書は、大きく分けて下記のような4つの型で分類されます。

①カスタマーサポート型

カスタマーサポート型は、顧客(エンドユーザー)とのやり取りを代行。
問い合わせ対応が主なお仕事です。

・電話、メール、LINE、チャット対応
・アポイント調整
・各種手配業務
・Q&A、マニュアル作成
・コミュニティ運営サポート 等

②バックオフィス型

バックオフィス型は主に、効率的に後方からサポートを担当。
企業でいうと、一般事務、総務、経理、人事労務などの業務です。

・データ入力、受発注業務、データ集計
・書類作成と編集
・契約書作成管理
・名刺管理、贈答品手配、お礼状作成、会場手配
・スケジュール管理、労務管理、勤怠管理、採用業務
・請求書処理、帳簿データ入力、支払管理 等

③クリエイティブ型

クリエイティブ型は、主にクライアントの制作を代行。
イラストや文章、広告、ゲームなどを企画・デザインし、形にしていきます。

・リーフレット、バナー、名刺、ロゴ作成
・SNS投稿画像作成
・Webデザイン、CGデザイン、DTPデザイン
・ライティング、キャッチコピー
・音声制作、台本制作、動画撮影、動画編集 等

④マーケティング型

マーケティング型は集客のサポートが主で、企業の製品やサービスを顧客に販売・利用促進するための仕組みを作ります。

・SNS運用代行、メディア運営、ECサイト運営
・リサーチ、分析
・テレアポ、ダイレクトメール
・Google広告運用、SNS広告運用、他媒体広告運用 等

 

以上がオンライン秘書のざっくりしたお仕事の内容になります。
この中で、あなたが今までに経験してきたものはありましたか?
少しでもあったとしたら、『オンライン秘書』になれる可能性を秘めています。

特筆すべきは『型にしばられずスキルは掛け合わせていい』ということ。
掛け合わせれば掛け合わせるほど希少性の高い人材になり、『需要があるのにできる人が少ない分野』で戦えるようになります。

そして、希少価値が上がるとどうなるのか?
他にいない、且つ求められる人材になればその分報酬(単価)は上がっていくんです。

実際、私もオンライン秘書になりたての頃は主にカスタマーサポート型とバックオフィス型を中心にお仕事を請けていましたが、徐々にスキルアップし、今はクリエイティブ型とマーケティング型の一部もこなすマルチ型の働き方をしています。

私もまだ理想の月収30万円にはほど遠いですが、貢献できることが増えていくうちに少しずつ単価も上昇中。
今後はもっとマーケティングの分野でクライアントの役に立ちたいと思い、現在Webマーケティングの勉強をしています。

でこすみちゃん
でこすみちゃん
働き方次第でスキルアップも年収アップも目指せる。
それが『オンライン秘書』なんです。

オンライン秘書のメリットとデメリット

できることがあることはわかったけど、やっぱり不安が拭えない…。

そんな方のために、オンライン秘書のメリットとデメリットを見ていきましょう。

オンライン秘書のメリット

①オンラインで完結するので家で働ける

オンラインであればお仕事ができるので、家の中で働くことができます。
満員電車に揺られる必要もありません。
ノートパソコンやモバイルを使えばちょっとした出先でお仕事をすることも可能です。(ただしフリーWi-Fi等、セキュリティには充分注意する必要があります。)

②隙間時間でできる依頼内容が多い

最初はスキルを学習したり、もしくは副業で始める方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時にオンライン秘書は家事や本業の合間に隙間時間で仕事をすることができます。

③幅広い業務をこなして実績を積める

クライアントの数だけ業務はありますし、ちょっとした名前もないようなお仕事(例えば、マニュアルまではいかない作業のまとめだったり、作業がしやすくなるように業務を整理することだったり)も。
むしろ、そういったちょっとした業務に気付ける人こそが重宝されるんです。

オンライン秘書のデメリット

①オンラインで対応できない業務がある

オフィスに出向かなければいけない業務は正直むずかしい。
物理的に紙を扱う業務(書類や領収書を扱う業務)や郵便準備などがそれに該当します。

②スキルを身につけ続けていく必要がある

オンラインでお仕事を探してマッチングするため、まずは事前にスキルの判断をしてもらえないことが多く、応募や面談時に必要なのはしっかりすり合わせをすること。
お仕事を獲得してからも効果的なスキルを増やしていくことが必須です。

③コミュニケーションが取りにくい

オンラインでのコミュニケーションは、顔が見えずタイムラグが発生することも。
逆に言うと、即反応をしてくれる、対応が早いことは大きな武器になります。
(※即レスが負担になるクライアントもいるため、相手を見極める対応力は必要)

 

いい面と悪い面が具体的になることで、少しは不安を解消することができましたか?

でこすみちゃん
でこすみちゃん
新しいことを始めるときは不安がつきものですよね。
私も最初はそうだったのでとてもよくわかります。

メリットとデメリットがわかったところで、次は具体的なステップアップの方法を見ていくことにしましょう。

手放せないオンライン秘書になるために

単純作業者からのステップアップ

オンライン秘書として単価を上げていくために必要なステップを1つずつ解説します。

ステップ1⭐️:基本的なサポート
求められるのは、単純作業でもきちんと納品できること。
基本的なPCスキルやコミュニケーションスキルが必要です。

ステップ2⭐️⭐️:業務の幅を広げたサポート
求められるのは、クォリティがある程度担保されている納品物。
ステップ1の他に、簡単な会計知識やスケジュール管理能力等が必要です。

ステップ3⭐️⭐️⭐️:専門的な知識を活かしたサポート
この辺りになってくると、クライアントのビジネスを理解して業務を進めるため手放せない存在に。
ステップ2の業務の他に、プロジェクト管理能力やマーケティング、事業推進等ができるようになることが求められます。

ステップ4⭐️⭐️⭐️⭐️:上級(エグゼクティブ)サポート
成果を約束できて、責任をとれる、意思決定ができる権限を持つレイヤー。
ステップ2の業務の他に、高度なビジネスマナーや戦略的思考能力、プロジェクト管理能力等が必要になってきます。

ステップが上がれば報酬も上がるということは言うまでもありません。

大事なことは、一足飛びではなく徐々にステップアップする必要があるということ。
いきなり上級のサポートをしたくても、スキルと実績が伴っていないと相手から判断されればお仕事をすることは叶いません。
焦る気持ちは抑えて、常に昨日の自分を超えていけるように前進し続けることが大切です。

でこすみちゃん
でこすみちゃん
経験したことがないことは『トライ』で乗り切る。
今できないことだって、明日にはできるかもしれない。
そんな風に常に前向きな姿勢でいるよう心がけています。

質問力(ヒアリング能力)

オンライン秘書として重宝されるスキルのひとつに『質問力』があります。
(これは、オンライン秘書だけではなく在宅ワーク全般に言えるかもしれません。)
質問力とは、何に困っているのかを聞き出す能力のこと。

質問力が必要な理由として、下記の3つがあげられます。

①クライアントからの信頼を高めること
②関わる相手の関心を高める(引き出す)こと
スムーズなコミュニケーション

基本的にテキスト(もしくは画面ごしのミーティング)のみでお仕事を進めるため、こちらから上手に質問をすることで、把握できることが増え、先方の些細な変化に気付いたり、相手が気付いていない課題を引き出すことができるようになります。

逆に質問力が低いと認識のずれによるトラブル発生の可能性も。
私も以前、思い込みで質問を怠ったせいで納品時にクライアントの希望に添えない状態になったことがありました。
そうなることを避けるために、クライアントのニーズや感情を正確にとらえ、先回りや準備をすることで何かあったら頼みやすい状態を作ることができる。
これはとても強みになると考えています。

でこすみちゃん
でこすみちゃん
質問力を上げると相手と話しやすい雰囲気になる。
会話や質問内容のベストタイミングを的確に把握できるので、お任せ頂く業務の増加につながっていきます。

さいごに

『オンライン秘書』についてのイメージが湧きましたでしょうか?

今後、オンラインのビジネスは加速していくと考えています。
企業や個人事業主にとって、一人を雇用するよりも安価にさまざまなことを頼めて小回りが効くオンライン秘書はきっと重宝される存在になる。
私はそう思いながらオンライン秘書のお仕事を続けています。

もしあなたが今までずっと会社や人間関係に縛られながら生きてきて、

「在宅ワークで自分の未来をなかなか思い浮かべることができない…」

そう思っているとしたら。
この記事を読んで、オンライン秘書という働き方だったら自分にもできるかも、と興味を持ってくださったらとてもうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!