「自分にどうしても自信が持てなくて、言いたいことが言えない…」
「自分が上手く立ち回れれば周りに迷惑かけなくて済むのに…」
こんな風に悩んで眠れない夜を、あなたも過ごしていませんか?
毎日お疲れ様です。すみです。
他人の評価を気にして正解を探し続け、自分の本音を押し殺していた私。
そんな毎日に心も身体も耐えられず、ついには壊れてしまいました。
だからこそ思ったんです、いま悩んでいるあなたに私が見つけたヒントを届けたいと。
今日は他人軸をやめたいのにやめられない、そんな方のために、私のリアル体験談も含めて自分軸へ変わっていくためのコツをお伝えします。
この記事を読むことでわかるのは、他人の目に振り回される日々から自分の気持ちを大切にできる毎日へと踏み出せるようになる確かな一歩。
自分に自信をつけて相手に物事を伝えられるようになるヒントがわかります。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
他人軸に振り回されていた私が、自分軸に近付くことができたキッカケ

自分が『他人軸』だとすら気付かなかった頃
私は現在フリーランスで在宅ワークをしていますが、半年ほど前は会社に勤めていました。
しかし、他人の評価を気にしすぎて自分を押さえ続けるあまり、自分を追い詰め心を壊してしまい休業することに。
あのときは、自分でもブレーキをかけることができませんでした。
最初のうちはベッドの上で「どうしてこうなってしまったんだろう」と自分を責めてしまうことばかり。
お医者さんと相談して投薬しながら心と身体を休めつつ時間を過ごすうちに、少しずつ『自分』と向き合えるようになっていきました。
休職し時間をかけて心と身体を休める中で、私はゆっくりと自分を見つめ直したんです。
そして考えたのは『これからのこと』。
悩んでいるうちに在宅ワークの働き方を知り、やりたいことを我慢せずに輝いているロールモデルの方々に憧れ、フリーランスの道を選びました。
あのとき無理して会社に勤め続けていたら、フリーランスという選択肢には出会えなかったと思います。
周りの正解ばかり見て、自分の本当の気持ちは置き去りにしていたから。
思えば心と身体が急ブレーキをかけてくれたのかもしれません。
このままじゃだめだぞ、って。
他人軸から抜け出すことができたキッカケ
自分に問いかける中で、まず浮かんできたのは『仕事のこと』でした。
この職業の方が安定しているから…。
周りの人たちや世間もその方がいい、って言っているから…。
仕事ひとつを決めるときですら、自分の意思は二の次だった気がします。
そこで、周りの言う事や世間一般の意見はいったん横に置いておいて、この先自分がかなえたい未来の目標を具体的に描いてみることにしました。
今まで自分が好きだな、これをやると気持ちいいな、と思ったことは何だったろう?
自分が得意だと思っていたことは何だっただろう?
そうやってひとつひとつ丁寧に解きほぐしていき理解することで、少しずつ『自分の軸』ができていきました。
今ならわかります。
他人軸を抜け出して自分軸へ近付くのは難しいけれど、絶対にできないことじゃない。
忙しい日々に追われるとつい後回しにしてしまうけれど、きちんと紐解いていけば、誰しもができることなんです。
それでは次に、実際に私がやって効果を感じた具体的な方法を紹介しますね。
どんな風に向き合ったのか、イメージしてもらえたらうれしいです。
自分軸で『い続ける』ための4つの方法

自分軸でいること。
それは、他人軸をゆるめること。
私も他人の目ばかり気にしていたので、いきなりパッと切り替えるのは難しいと思います。
でも少しずつやれば、確実に『変化』は起きる。
そのコツを、4つお伝えしますね。
①自分の気持を置き去りにせず、振り返る時間を取る
今日の私はどうだった?と自分の感情をキャッチする。
夜5分でいいので、振り返りの時間を取ってみてください。
そこでおすすめなのが『3Good Things』という方法です。
今日からすぐに始められるので、難しく考えず、まずは試してみてくださいね。
《『3 Good Things』やり方3ステップ》
①夜寝る前に今日あった「よかったこと」を3つ思い出す
②それぞれについて「なぜ良かったのか?」も書ければ一言書く
③ノート・スマホのメモ帳・アプリなど、好きな方法で記録する
「今日飲んだコーヒーがおいしかった」「晴れていたのでお洗濯物干せてすっきり」「今日も朝ちゃんと起きて仕事にいけた」など、などかんたんなことでOK👌
続けることにプレッシャーを感じなくても大丈夫です。
小さな「よかった」が見つかれば、それだけで十分。
- 無理に探そうとしない
- 日常にある当たり前の中から小さな幸せに目を向けてみる
- できる範囲で続ける(毎日がしんどかったら週2〜3回からでOK)
小さな幸せに目を向けるだけで、少しずつ心がほぐれていきます。
毎日じゃなくてもいい。週に2~3回から、あなたのペースで大丈夫ですよ。
自分と上手に向き合って気持ちをゆるめてあげてくださいね。
②自分との小さな約束ごとを守る
日々のささいなことでいいので、自分との小さな約束を守ってみる。
たとえば、
・寝る前に10分だけ読書
・しんどいときは、本を開くだけでもOK
たとえば、
・本当に疲れた時は、無理しない
・無理しなければいけないときは、少しでもできたら自分をめちゃくちゃほめる
当たり前のようにしていることも『約束を守れた』こととして続けていくだけで、少しずつ『自信』が積み上がっていくんです。
できればスケジュール帳や日記、スマホのアプリなどに書き記しておいて、後で形跡が見られるようになっているとなお良し◎。
小さな積み重ねは、目には見えないけれど確実にあなたを支えてくれる財産になります。
焦らず、コツコツで大丈夫ですよ。
③ブレたときの自分を責めない
相手に合わせすぎた…、気を遣いすぎた…。
そう思うことは誰にだってありますよね。
でも、それに気付けた自分をまず褒めてあげてください。
「気付き」は、小さな成長の証です。
大事なのは『ブレない(=完璧な)自分』ではなく、『それを認めてあげられる自分』。
どうやったらブレない自分でいられるのか、ここでは2つのケア方法をお伝えします。
1.ひと呼吸おいて自分の心に問いかける
大事なのは「自分に非があったかどうか」よりも「自分の気持に気付くこと」。
たとえばこんな風に問いかけてみました。
- 今のって本当に私のせいかな?
- 相手の事情や感情の問題ではない?
このクセって「脊髄反射」に近いので、うっかり出てしまうんですよね。
まずはそれに気付くことから始めました。
2.心の奥の方にいる、映し鏡の自分へのケア
心が苦しいのは「インナーチャイルド」がサインを出しているせいかもしれません。
インナーチャイルドとは大人になった自分が、心の中にまだいる子どもにそっと寄り添ってあげるケアのこと。
たとえばこんな風にやさしく話しかけてみます。
- 今こわい、と思ったんだね
- 本当は甘えたかったんだよね
- 自分のことを許せなかったんだね
自分の中にいる小さかった頃の子どもの自分をイメージして、やさしく話しかけることで気持ちを認めるのが心のケアにつながるんです。
感情に罪悪感を抱く必要は決してありません。
自分を責める前に「自分を守る」視点を少しだけ持ってみてくださいね。
④ついイラッとしときは6秒待ってみる
ついイラッとしたときには「1、2、3、4、5、6」と心の中で数を数えてみる。
そうすると、だんだん心が凪いでくるんです。
これはアンガーマネジメントといってイライラを心の中から消す方法ではなく、自分の心の衝動と向き合ってみるトレーニング。
人間の仕組みを根拠としているので、やってみる価値はあると思います。
人はイライラしてから理性が働き始めるまで約6秒かかると言われています。
これは脳の扁桃体と前頭葉の反応によるもの。
6秒待ってみて、少し気が落ち着いたらさらにこんな風に過ごしてみるのがおすすめです。
- 深呼吸したり、タイムアウトを取る(その場を離れる)
- 自分にやさしい言葉をかけてみる
(なんとかなる、だいじょうぶ、など肯定的な言葉) - いったん思考停止させてみる(遠くを眺めるつもりで)
思わずやって後悔してしまうことって人間なら誰しもがあると思うんです。
完全にコントロールはできなくても「今自分は心に嵐が吹いている」と自覚して、自分を外から眺められるようになると心もだんだん落ち着いてくるようになりますよ。
他人軸をやめたい人が変化を見過ごさないためのチェックリスト
方法はわかっても「明日から自分軸になります!」なんて、そう簡単にはなれませんよね。
そんなあなたに、今日から小さく変化を感じられるヒントをお届けします。
✅️小さな選択で「自分はどうしたいか」を考える時間が増えた
(例:「今日のランチ、何食べたい?」を自分基準で選べた)
✅️他人に合わせたあと、すぐ「ちょっと無理したかも」と気付けるようになった
(気付ける、というのは自分にきちんと意識が向いている証拠)
✅ 嫌だと思ったとき、心の中で「NO」と言えるようになった
(実際に断れなくても、まず心で拒否できていればOK)
✅ 「まあいっか」と力を抜ける瞬間が少し増えた
(完璧じゃなくても大丈夫、と、自分を許せる感覚が大事)
✅ 予定を詰め込みすぎた日に、「ちょっと休もうかな」と思えた
(がんばりすぎる前に自分を守る選択ができている)
✅ 他人の評価を聞いても、前より引きずらなくなった
(落ち込んだとしても、「私は私」と思えるようになった)
✅ 「できたこと」「うれしかったこと」を意識できるようになった
(他人の期待よりも自分の満足に気付けるようになった)
✅ 「これでいい」ではなく「これがいい」で選べるようになった
(正解ではなく、自分の気持で選べるようになった)
これは「ちゃんと変わってきてるね」と、小さな自信を積み重ねるためのリストです。
私も定期的にチェックして心の平穏を保つようにしているので、定期的に見返して、自分の心の成長を受け止めてあげてくださいね。
さいごに

『他人軸は他人のことを考えられるやさしいひと』。
私はそう思っています。
でも他人軸でずっと居続けるのは苦しいですよね。
他人軸は無理にやめなくていい。
そして自分軸も共存していていい。
否定せず受け入れることができたら、心はずっと楽になります。
私もそうだったのですから。
今のあなたのままでも、少しずつ変わっていけます。
この記事を読んだ時点であなたはもう変わり始めているのですから。
明日から自分を好きになれる方法、ぜひ試してみてくださいね。
少しでも心穏やかな時間が過ごせますように。
ここまで読んでいただきありがとうございました!