毎日ストレスで夜眠れない日が続く。
気持ちがざわざわして、落ち着かない…、そんな気分になることありませんか?
こんにちは。47歳のすみです。
私はもともと紅茶が好きで、好きが講じて日本紅茶協会のティーインストラクターの資格を取得しまうほど。
元々会社勤めだった私はストレスが原因で夜も眠れない日が続いていました。
そんなとき、夜の紅茶に癒やされることに気がついたんです。
甘い香りやフレーバーが気持ちを落ち着かせてくれる紅茶を飲み始めて、夜の時間も段々落ち着いてくるようになりました。
紅茶にはリラックスを促す成分や、飲む温度温度によって心を落ち着かせるリラックス効果があります。
本記事では、紅茶のリラックス効果についての基本から、私が感じた心と身体の変化、飲み方のポイント、そして初心者さんにおすすめの種類まで詳しくご紹介します。
リラックス効果を味方につけて、無理なく変われるヒントを見つけにいきましょう。
睡眠改善をしたかった私が“紅茶”に注目したワケ

眠りたい。でも眠れない。
毎日お布団の中で過ぎていく時間に焦りを感じて、さらに眠れなくなる。
眠れないからいけないとわかっていてもついスマホを手に取ってしまう…。
でもそれって、本当に自分の意志で手に取ってしまうものなのでしょうか。
眠れないのは本当に自分の意志が弱いせい?
そんな風に悩んでいたあるとき、気付いたんです。
もしかしたらやめられないのは、意思ではなく「満たされない心」のせいかも、と。
そう思った私は、眠れなかった夜に好きだった紅茶のフレーバーティーを手に取りました。
すると、その温かさはもとより、おだやかな香りがリラックスに導いてくれて「自分の気持ちを満たすきっかけ」になったんです。
調べてみると、そのリラックス効果の理由は香りだけじゃないことがわかりました。
次のセクションではその効果についてお話しますね。
紅茶の“リラックス効果”とは?
紅茶が快眠に効く理由としてはちゃんと理論的に証明されています。
こちらでは、その効能についてご紹介しますね。
テアニン
テアニン(L-テアニン)は、主に「緑茶」「紅茶」などの茶葉に含まれる天然のアミノ酸の一種。
紅茶に一定量含まれていて、味としては『旨み成分』でもあります。
①脳のα波を増やす
テアニンは摂取すると、脳内で“α波”と呼ばれるリラックス時に出る脳波を増やす働きがあり、これが「お茶を飲むとホッとする」の正体のひとつ。
②ストレスをやわらげる
テアニンには交感神経(緊張)を抑えて、副交感神経(リラックス)を高める作用があるとされています。
だから緊張や不安を感じているときに飲むと、気持ちが落ち着きやすいんですね。
③睡眠の質を上げる
寝付きが良くなる、眠りが浅くなりにくくなる、など睡眠の質を高める効果が。
紅茶のテアニンは製造工程で発酵させるので緑茶よりも一部変化して減りますが、それでもリラックス効果はちゃんとあるんです。
特に「アールグレイ」や「フレーバーティー」など、香りの力も加わるとテアニンの作用と相乗効果に。
香り(アロマ効果)
ベルガモット・キャラメル・バニラ・シナモンなどなど、紅茶にはフレーバーがたくさん。
ふんわりとした甘い香りをかいでいるとゆったりと心が満たされて、布団に入ったら落ち着いて眠れる習慣が身についていったんです。
「温かい飲み物」を飲むこと自体が副交感神経を優位にする
ピリピリ、ストレス、そんな感情をいつまでも持っていると交感神経が活発に。
でも自分ではなかなか抑えることが難しいですよね。
そんなときに温かいものを飲むと心がホッとしていきます。
副交感神経を味方につける術、持っておきたいですよね。
夜に飲むなら“ノンカフェイン紅茶”がいい理由

夜に眠れるようにするには、紅茶であれば何でもいい、というわけではありません。
カフェイン入りだと逆に眠れなくなるリスクが生じます。
もちろん好きな紅茶を飲むことはストレス解消にも役立ちますので、カフェインを飲んでも夜きちんと眠れるようならそれでかまいません。
最近では、ノンカフェインでもしっかり香る、おいしい紅茶の種類が増えてきています。
次のセクションでは、甘いものがやめられない人におすすめの紅茶をお伝えしますね。
リラックス効果で甘いものが欲しくなくなる紅茶おすすめ3選
最初は私も半信半疑だったんです。
紅茶は好きだけど、眠れるようになる作用なんて本当にあるんだろうか…。
でも今からお伝えする紅茶たちを飲んでいるうちに身体が変わっていくのを感じました。
私が何百種類と飲み比べたものの中から特においしかったものを厳選しておすすめします。
どれもティーバッグなので本格的な茶器もいりません。
ぜひ手軽に試してみてくださいね。
リプトン「ノンカフェインアソート」
リプトンは誰でも一度は耳にしたことがあるくらい有名ですよね。
その中にもハーブティーの種類があるのをご存知でしょうか。
おすすめするのはアソートなので、気分によって選べるのもおすすめの理由のひとつ。
スッキリしたい日にはペパーミントレモン。
おだやかになりたい日にはカモミールハーブなど、バラエティ豊富で試しやすいです。
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カレルチャペック紅茶店「ルイボスアールグレイ」
ルイボスティーはポリフェノールたっぷりで健康にいい紅茶と言われていますが、味が苦手な方も多いです。
そんな方におすすめなのが、アールグレイの風味を活かしたカレルチャペック紅茶店の「ルイボスアールグレイ」。
カレルチャペックはパッケージも可愛くてそれも届くのが楽しみになるブランドです。
絵本作家でオーナーの山田詩子さんがすべて描いています。
紅茶の他にティータイムの雑貨などもありますので、よかったら見てみてください。
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ムレスナティーハウス「女神の祈り」
アールグレイとアップル、バニラのブレンドでほんのりした甘さがとても魅力的な紅茶。
箱のひとつひとつに創業者のムレスナさんのお言葉が書いてあって、紅茶のおいしさもさることながらとてもほっこりします。
ひとつひとつの紅茶の名前も秀逸。
おすすめした紅茶以外にもいろいろなフレーバーがあるので、気になるものから試されてもいいかもしれません。
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少し気にするだけで紅茶が劇的においしくなるコツ
紅茶の準備が整ったら最後に紅茶がおいしくなるコツをお伝えしますね。
そんなに難しくはありません。
この2つを気にするだけでかんたんにおいしく紅茶が入れられますので、ぜひ明日から実践してみてください。
維持したいお湯の温度
紅茶は乾燥した茶葉をこよって作られています。
その紅茶がお湯でふやけてゆっくりと元の形に戻ろうとする。
紅茶のうまみはそこで抽出されていきます。
その効果が最大限に発揮されるお湯の温度が「100℃」。
100℃をできる限り維持することでジャンピングといって、お湯の中で小さな気泡が滞留を作って紅茶の茶葉を開きやすくします。
お湯が沸騰したらなるべく早めに紅茶を入れる。
ティーカップなどは温めておく。
これを意識するだけで紅茶が喜んでくれますよ。
最後まで待ちたいゴールデンドロップ
時間はざっくりでもだいたいおいしい紅茶が入れられます。
でも気をつけたいのは、茶葉をお湯から引き上げるとき。
茶葉のうま味は最後の一滴の『ゴールデンドロップ』に集約されていると言われています。
早く飲みたい気持ちをちょっとだけがまんして、最後の一滴までカップの中に入れてあげてください。
ただしここでティーバッグをしぼるのは厳禁。
茶葉の繊維がこわれると渋みがいっしょに出てしまいますので気を付けてくださいね。
さいごに

ノンカフェイン紅茶は夜のリラックス効果にバツグン。
私はそう信じています。
お薬やお医者さんに頼る前に、やさしく気持ちを満たしてくれる道を選んでみませんか?
この記事が、明日すんなり眠れるキッカケになれたらうれしいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!